ハイテクな生活の先には、自然を感じるスマートライフ!

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「Nature Remoで、暮らしってどう変わる?」
そんな疑問にお答えする新シリーズ『Nature Remoとスマートライフ』

第2回は、「千葉の自宅に太陽光パネルを導入し、蓄電池として電気自動車を購入して最先端のスマートライフを送る」ななみんさんにインタビューしました。

はじめは、節電と猫のためだった自宅のIoT化。
そこからどうして、太陽光パネル付きの家に移住することになったのか?そして生活はどのように変わったのでしょう?

聞いてみると、とても合理的で賢い。そして、ハイテクなのに、自然を感じて健康的な生活を送る。
いろいろな意味でスマートなライフスタイルが見えてきました。

一戸建ての節電やペットの温度管理に便利なNature Remo

– Nature Remo(スマートリモコン)を使い始めたきっかけはなんですか?

Nature Remoは、一戸建てのリモコンを集約化すること、ペットの猫の温度管理、電気代の節約のために使い始めました。

当時は東京の木造一戸建てに住んでいて、電気代がすごく高かったんです。
エアコンが7台あったので、消し忘れてもすぐスマホから消せるようにしたいと思いました。

あと猫がいるので、夏は一部屋だけエアコンをつけたまま会社に行っていました。
でも、日中会社にいるときに、「今日はつけなくてよかったな」「つけ忘れたな」という時があって、そんな時は遠隔でもNature Remoでエアコンを操作できるので便利でした。

また、猫の「ころにゃさん」をお迎えして、彼女が子猫だった頃は、温度管理に特に気を遣っていました。
暑すぎたり寒すぎたりすると子猫は心配ですよね。
なので、暑すぎないか寒すぎないかをNature Remoアプリで見て、外出先からコントロールしていました。(※1)

資産にならない電気代。約10年で元が取れるスマートハウスへ

– その後、どうして家を購入して、千葉県に移住することに?

コロナ禍でリモートワーク中心の働き方になったので、地方移住を考え始めたのがきっかけです。それと同時に電気代やガス代が気になり始めたんですよね。
電気代が高騰する前でも電気代が月に3〜5万円ぐらいしていました。必要経費だけど、全く資産として残らないじゃないですか。それってもったいないなと。

そして、良い物件に巡り合ったので、千葉県で重量鉄骨の家を購入・リフォームして、太陽光発電システム、HEMS機器(エネルギーの使用状況を見える化したり、エネルギー機器の自動制御ができる)を取り付け、蓄電池の代わりに電気自動車を購入しました。

– すごいですね!結構な初期費用がかかると思うんですが、毎月の電気代を太陽光発電でまかなうことで、その費用って回収できるんですか?

そのへんは仕事と同じくらい真剣に損益分岐を計算しました(笑)
私の場合は、太陽光発電システム一式は約10年で初期投資を回収し、それ以降はずっとお得になる計算です。
V2H(電気自動車から家に電力を送るために必要な機械)と電気自動車を初期費用に入れると、電気自動車はクルマとしての用途もあるのでどこまで算入するかという議論があります。V2Hも電気自動車も、現在は補助金が充実しており、補助金の有無でだいぶ変わってきますね。

我が家の場合は、中古の家をリフォームしたついでに太陽光発電システムの設置を行ったので、太陽光発電システムの費用は住宅ローンの中で支払っています。

太陽光パネルの話をすると(わたしも含め)皆さん費用対効果を気にするんですけど、個人的には住宅設備の一環として考え、お風呂やキッチンをリフォームする感覚で設置してもいいんじゃないかと思います。電気代高騰におびえない、停電が怖くない生活が手に入るのですから。

ネガティブになりがちな節電がゲーム感覚の楽しさへ

– なるほど。新しい家ではNature Remo E(家庭内の電力消費量を数値として見える化し、登録機器をコントロールできる次世代HEMS)もお使いいただいているんですか?(Nature Remo Eの詳細はこちら

そうですね。Nature Remoアプリの電力可視化画面は1時間に1回ぐらい見ちゃいます(笑)。Nature Remo Eを導入する前は、自宅に取り付けた専用モニターをわざわざ見に行く必要がありましたが、Nature Remo Eを導入してからは、外出先でもスマホで電力の使用量などが確認できます。

また、取り付けにあたり工事が不要で、コンセントに挿すだけなのも導入しやすいポイントでした。

– 電気の使用量を、スマホで見るのはどうしてですか?

リアルタイムで発電量や電力使用量を見るのが楽しいからです。

太陽光パネルを付けてから、驚いたことがあったんです。
「太陽が出ているときに発電する」って当然頭の中ではわかってるんですけど、リアルに天気や時間と連動するんだなと。月によりますが、朝6時ぐらいから夕方18時くらいまで発電します。また、曇りや雨の日でも、意外に、普通に暮らす分の待機電力(コンセントに接続された家電製品が、電源の切れている状態でも消費する電力のこと)はまかなえることがわかりました。

晴れた日の昼間に太陽光パネルで発電した電力の余剰分を電気自動車に貯め、夜から朝にかけてその電力を使うのが我が家の定番の使い方ですが、電気自動車に蓄電してさらに自宅に放電すると電力ロスが生じるのも定量的に分かるので、「炊飯器や電子レンジ、洗濯乾燥機は太陽が出ているうちに使おう」とか、気負いしすぎることなく、ゲーム感覚で節電も楽しんでいます。

一緒に暮らしている家族と「なんで電気消さずに寝てるの?」「電気代が高いからクーラー使わないで」とか言い合うのはストレスを感じますよね。そういうネガティブで定性的な節電ではなく、ゲーム感覚で楽しくかつ定量的に創エネや節電ができるのが、スマートハウスの良いところだと思います。

ななみんさんのNature Remo Eの画面。自家消費スコア90ptはすごい!

ハイテクの先にあった、自然を感じる生活

あと、Nature Remoアプリに翌日の天気予報が表示されることもあり、天気はとても意識するようになりました。
「明日は晴れ予報だから、電気自動車のバッテリー残量が20%になるまで夜間使っても、明日このくらい充電されるから大丈夫」みたいな。

そして、天気を意識するようになると、外に出て太陽の光を浴びる機会も増えるんです。
最近は朝早く起きて家庭菜園の草むしりをしたり、ミニトマトを収穫したりしながら、「私たち健康になってるね」ってパートナーと話しています。

私は、太陽光パネルのついたハイテクなスマートハウスで暮らすと同時に、太陽や自然のありがたみを感じる生活ができていますが、それは「Nature」という社名とも通じるところがありますね。

太陽光の恩恵を受けながらできるだけ電力の自給自足を目指す、という生活を楽しく続けられているのは、Natureのプロダクトのおかげだと思います。

– インタビューありがとうございました。
まさに、Natureのビジョンである「自然とつながるテクノロジー。」を体現した、理想的な暮らしを実現していただけてうれしいです。

ななみんさんのスマートハウスの記事はこちらから。

 

※1 Nature Remoモデルにより、温度センサーの搭載有無が異なります。詳しくはこちら

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